結束バンド 色の違いと用途の違い | 結束バンド部 | エスジー工業

結束バンド 色の違いと用途の違い

結束バンド 色の違いと用途の違い

2019.03.25

結束バンド 色の違いと用途の違い

前回の出会いにより半ば強引に結束バンド部へ連れてこられた江須地ケイタであったが、 様々な使い方のできる結束バンド(と美人マネージャー)に魅了され、入部を決意することとなった。

今日から宜しくお願いします

おぉ来たか1年!今日からビシバシ鍛えて、早く一人前の結束バンド部員にしてやるからな!

見た目の通りで熱い人だなぁ...。

新入部員が入ってきてくれて張り切っているのよ。

ところで1年! 結束バンドの色といえば何色だ?

ずいぶんといきなりですね...。よく見るのは白ですかね?
黒色のケーブルや電線を、白色の結束バンドで束ねている様子がパッと思い浮かびます。

確かに結束バンド=白色のイメージがあると思うが、正しくは乳白色なんだ

本当だ!白よりは透明感がありますね。

結束バンドの「白色」というと、着色した白色のことだと思われちゃう場合があるからちょっと注意ね。

結束バンドが乳白色なのは、原材料であるナイロンの素材そのものの色が出ているためである。

他だと黒の結束バンドが使われているのも見たことがあるなぁ。

使われているところを目にするのは、もしかしたら黒の方が多いかもね。

えっ、どうしてですか?

黒は屋外用として使われることが多いんだ。
ネットの取り付けや補強、ビニールパイプの固定、看板の設置等色んなところで実は黒色の結束バンドを使っているのを見たことがあるはずだ。

黒色の中でも着色をしただけの物もあって、必ずしもすべてが黒=屋外用ではないから注意よ。

屋内用と屋外用があるんですね。
でも、違いは一体何なんでしょう?

屋外用は耐候性。つまり紫外線を受けても劣化しにくい仕様になっているのよ。

乳白色を外で使うのは避けたほうがいいんですか?

その通り!

エスジー工業では品番の末尾にWが付くと耐候・耐熱タイプ黒色の製品のことを示す。ちなみにWはウェザーレジスタンス(耐候)の意味。

つまり、色によって用途が変わってくるってことね。

それともう一つ、用途によって我々が色を選ぶこともできるんだ

束ねた結束バンドを目立たせたい場合と、目立たせたくない場合があるってことね。
メンテナンス性を重視する場合は、目立つ色を選んだ方が結束バンドの位置が一目でわかるけど、景観を重視する場合は、目立たない色を選んだ方が外観に馴染むからね。

屋外用には黒色以外にもアイボリー色があるんだ。

耐候性のあるアイボリー色かぁ。
確かに黒よりも外観に馴染む場面は多いかも。

エスジー工業では品番の末尾にWUが付くと耐候・耐熱タイプアイボリー色の製品のことを示す。

結束バンドは他にもカラータイと呼ばれる様々な色があるが、透明の物もあるんだ。

今までの結束バンドとは原料が違うからこの色が出せるのよ。

色鮮やかで見た目がキレイだから、僕はこっちのほうが好きですね!

エスジー工業の結束バンドの透明色の場合、原材料はポリプロピレン(PP)が使用されている。特徴としては耐水性・耐薬品性に優れる。

今回結束バンドの色について話してきたが、色の違いで我々が選ぶべき結束バンドが変わってくることもあるということを、きちんと覚えておくように!

わかりました!次回もよろしくお願いします!

結束バンドは用途によって、色が違うことを理解したケイタ。最近では百円均一でも見かけるようになった結束バンドだが、案外奥が深いということを実感する。この結束バンド部を通して、どんどん学んでいくケイタに乞うご期待ください!

まとめ

結束バンドの『色の違い』と『用途の違い』
屋外用は黒色(※耐候性表記のものに限る)
屋内用は乳白色
結束バンドを目立たせたくない場合はアイボリー色
透明なポリプロピレン製の結束バンドは、耐水性・耐薬品性に優れる

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