前回の部活動で放送部と機器類のコードの片付けを行い、繰り返し使えるリピートタイや識別表示ができるマーキングタイ等、まだまだ知らない便利な結束バンドが存在することに一層興味を持った江須地ケイタであったが、今回は部長の提案で初の校外活動に出掛けていた。
今日はここで部活動をするぞ!
とても立派なお屋敷ですけど、ここはどこですか?
俺んちだ。
部長の家...。一体なにを...?
もしかして、まだ紹介されていない結束バンドを見せてくれるんじゃない?
おぉさすがはゆい君!離れの小屋があるからまずはそこに行くぞ!
離れの小屋まで向かう一同・・・
うわ...この小屋だけずいぶんと古びていますね。
そうね、ところどころ補修したほうがいいようなところもあるわ。
よし!じゃあ今日はこの小屋の中で、色んな結束バンドを活用できるところをみんなで探してみるぞ!
それってただの補修の手伝いじゃ...。まぁいいか、探してみよう。
各々、小屋の中を歩き回って補修箇所を探すこと数分・・・
部長!この支柱を補強したいのですが、長さが足りなくて...。
そんな時はこれを使うといいぞ!
ケイタ君、この箱の取出口から出ている黒いバンド部分を引っ張ってみて。
なるほど、箱の中でロール状になっているんですね。
そうなの、全長15メートルあるから使いたい分だけ切ってみて。
これなら余分なゴミを出さずに済むし、環境にも優しいですね。でも頭部がなくてどうやって留めればいいんだろう。
袋に入っているほうが留め具になっていて、後から装着できる仕組みになっているんだ。
なるほど!
これなら長さが必要なところだけじゃなく、色んなところで使えそうですね。
エスジー工業のフリーカットタイは耐候・耐熱性や柔軟性に優れている為、屋外の垂直幹線など多くの場面で使用されています。
また留め具は2種類あり、Tロックストッパー(以下画像左)は一方を横から挿入する為、結束対象との隙間が生まれにくい特徴があります。
部長!屋根裏の配線を整理していたらなぜか光っている結束バンドが!
それは蓄光タイプのケーブルタイが、今手に持ってる懐中電灯の光を一時的に吸収して発光しているんだろう。
イルミネーションとか電飾の配線を束ねるのに使うと一緒に光ってキレイなのよね。
光る結束バンドかぁ。こういう面白いものがまだまだあるんだ。
エスジー工業のケーブルタイ蓄光タイプは、光を吸収し暗闇で一時的に発光するため、暗くて見えにくい箇所での使用に適しています。
ちなみに電線の整理をするなら結束バンドと一緒にこれを使うといいわよ。
これは何でしょうか。
それはタイベースやマウントベースと呼ばれて、束線が動かないように固定するためのものだ。
取り付けたい場所に粘着テープやビスで止めることができるのよ。
これなら束線を壁に這わせることもできるし、コードを整理したいときには最適ですね。
エスジー工業のタイベースは標準・強粘着(乳白色)・強粘着(黒色)の3種類あり、また様々なサイズからお選びいただけます。
他にも、ビスで固定できる固定具もとても便利だぞ。
タイベースとはどう違うんですか?
タイベースもビスで固定はできるが、粘着テープで使用するのが一般的なんだ。
固定具はビスで固定するから、確実に固定できるんだ。
粘着テープで固定するタイベースは簡単で作業効率が高く、ビス止め専用の固定具はより確実よね。それぞれ作業する環境に合わせて選択できるのよ。
今回は穴の開けられない場所に固定したいので、粘着テープで貼れるタイベースの方を使ってみます。
エスジー工業の固定具は、標準タイプ(乳白色)と耐候・耐熱タイプ(黒色)があり、使用状況によってお選びいただけます。
束ねたものを壁や床にビスで確実に固定する(ビス専用)『固定具』はこちらから
こっちはなんとか終わりました。
お疲れ様、私の方もカラータイで色分けしながら配線し終わりました。
結束バンドでできる範囲だけですけど、結構変わりましたね。
みんなお疲れ!これにて今日の校外活動は終わりだ!
うちの方で甘いものを準備してるから食べてってくれ。
支柱のような大きなものを束ねる場合に最適な、長さを自在に決められる『フリーカットタイ』や、結束バンドで束ねたコード類を壁などに固定する固定具、また、暗所で光る結束バンド『蓄光タイプ』などなど、見たことも聞いたこともない結束バンドが次々に出てくる結束バンド部。最初はいささか乗り気では無かったが、いつしかワクワクしている自分に気付くケイタ。
今回は部長の家で校外活動だったが、さて次回はどのような場面が登場するのか?乞うご期待ください!
まとめ
長さ自在!?環境性に優れた『フリーカットタイ』
●フリーカットタイは余すことなく使用できるため環境にも優しい
●蓄光タイプのケーブルタイは暗く見えづらい箇所で活躍
●タイベース・固定具はまとめたコードを固定したいときに、結束バンドと共に使用